可愛い女の子のはなし [本]
わたしは、いちおう女子である。いちおう女子、おそらく女子、おおむね女子、何をもって女子? である。いや、女子って歳じゃないんですけどね。
女子だけど可愛い女の子が好きなんです。可愛い女の子っていいですよねぇ。見てると心が和みます。
日産サニーCMの一色紗英、爽健美茶CMの菅野美穂、「ロミオ&ジュリエット」のクレア・デインズ、「ロボコン」の長澤まさみ、最近だと堀北真希に戸田恵梨香。嗚呼、可愛いって素敵。
残念なことに、女子の友人たちと可愛い女子話で盛り上がったという記憶はわたしにはないのですが、柴崎友香『主題歌』(講談社 2008.3刊)の主人公たちは、可愛い女子話で盛り上がっています。スカーレット・ヨハンソンにレストランの店員の女の子、松坂慶子。
可愛い女の子について女子同士で語るふんわりとした楽しさが小説全体に流れています。
男子が可愛い女の子の話で盛り上がるときって、女の子その人自体のことは実はどうでもよくって、可愛い女の子の話で盛り上がる「オレたち」の部分が重要なのだろうけど、女子同士の場合はどうなのかな。男子と同様に、盛り上がってる「ウチら」という部分ももちろんあるけれど、語られている可愛い女の子に対する憧れだったり、ほのかに感じている友情だったりを込めることに意味があるような気もします。
可愛い女の子について語る女子のメンタリティは、「花とアリス」のように女の子同士手でをつないで歩くメンタリティと似たものなのかも知れない。
おもしろいなあ。
おかまの友達と話すときも、同じ事が起こるんですよねえ、女子トークと同じ。
彼ら(彼女たち?)の心はほんとうに女の子なの。
>語られている可愛い女の子に対する憧れだったり、ほのかに感じている友情だったり
女子の方が、同性に対する感情や思いが深いんですかね。
by snorita (2008-10-17 17:24)
> 女子の方が、同性に対する感情や思いが深いんですかね。
だからこその難しさもあるのでしょうね。
niceありがとうございます。
by デクノボー (2008-10-17 21:40)