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フロランス・ビュルガ著『猫たち』 [本]

フロランス・ビュルガ著, 西山雄二・松葉類訳『猫たち』法政大学出版局 2019年5月刊

三軒茶屋にある書店Cat's Meow Booksさんでジャケ買いした一冊。
夢想読書会さんの「ネコ」がテーマの回に参加するにあたって読んでみました。

動物哲学の第一人者である著者が、哲学者や文学者たちの言葉を引きながら、人間と猫との関わりについて考察していきます。
一定の距離を取りながら冷静な分析が行われてはいますが、なんだかんだいって著者もやっぱり猫が好きなんだろうなという気がしました。

ボードレールの猫に関する詩がいくつかあるようなので読んでみたい。その中の「猫たち」という詩については、言語学者のヤコブソンと人類学者のレヴィ=ストロースが詩言語と神話の構造分析を行っているということで、併せて触れてみようと思います。

https://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-13028-1.html
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