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初冬の風来坊 [晴れの日のひとりごと]

大きな公園の角の交差点を渡っていたら、頭上を渡っている電線から何やら小さきものがプラプラとぶら下がっている。近づいてみるとそれは蓑虫氏であった。
なぜこんなところに蓑虫氏が? 公園の木に仲間とともにぶら下がっていたところを風に流されて電線に漂着したのであろうか。ただ運命のいたずれで流されてしまったのか、それとも、蓑虫的な小さな世界に留まってはいられねぇぜと自ら飛び出したのか。いずれにせよ、彼は飄々とした風情で風に揺られていた。
彼のテーマソングは、はっぴいえんど「風来坊」に違いない。


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映画な夜 [晴れの日のひとりごと]

映画ブログ「ナニミル?~DVD日記~」のkenさん主催の「100万ヒット記念 自主上映会」に参加させていただきました。
上映作品は「SMOKE」。わたしは上映会自体には間に合わず、その後からの参加でしたが、参加のみなさまのいろいろなお話を楽しく伺いました。

大人の方の集まりが楽しいのは、その人が持っているいくつもの世界の中の、一つの面だけでつながれるということなんだなとしみじみ感じました。全部出してもそれでも薄っぺらい自分は、やっぱり子どもやなと。まぁ今が思春期ということで。

とにかくもっと映画を観たいと思った夜でした。


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鼻歌が呼び起こす [晴れの日のひとりごと]

駅の改札口ですれ違った制服姿の女子高校生が小比類巻かほるの「Hold On Me」を口ずさんでいた。1987年に発売されドラマの主題歌にもなっていた曲である。

それこそ20年ぶりくらいに耳にした。当時特に聞き込んでいたわけでもないが、女子高校生が口ずさむ歌詞とメロディを聞いた瞬間に「あ、小比類巻かほるだ」と思った。

当時仲のよかった友人が小比類巻かほるのファンで、家に遊びに行くとよく聴かせてくれたのを思い出した。レコードから落としたのだろうカセットテープの背には、アルファベットのシールをひと文字ひと文字きれいに貼ってタイトルが表示されていたのを覚えている。

ワープロやテプラもまだなかった頃で、カセットテープのINDEXに、タイトルを手書きで書きたくない人は、こすると転写されるタイプのシールを使っていたものだ。これ、こすりムラがあるときれいに転写できなくて、転写に失敗するとものすごく落ち込むんですよね。アルバムタイトルのみならず、A面・B面の各曲のタイトルも全部このシールを使って作成したりもしていた。今思えばものすごい労力である。
なんだか思いがけず懐かしいことを思い出してしまった。

それにしてもなぜ、今どきの高校生が「Hold On Me」を口ずさんでいたのだろうか。


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亀戸天神の藤 [晴れの日のひとりごと]

連休の一日、亀戸天神にて藤をめでる。
藤の名所だけあって、かなりの賑わいだった。人は多いし、出店も出ていて、しみじみと花の美しさに浸るという雰囲気ではなかったが、にぎやかな場所に出かけるのもたまにはいいかも。
藤の花がこんなに甘い香りのする花だとは知らなかったなぁ。


亀戸天神の藤棚


タグ:亀戸天神
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神さまのお告げ? [晴れの日のひとりごと]

自らがそれを求めるとき、世界は箴言に満ちている。
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春の宵の色 [晴れの日のひとりごと]

春はあまり好きな季節ではない。特に桜が咲く直前の頃は胸がザワザワして落ち着かない。
その時期にエレベーターで乗り合わせたご婦人も同じようなことを言っていた。胸がドキドキして少し嫌な感じがするそうだ。
桜も散り、若い緑が出始めたので、胸のザワつきはおさまってきた。
先日、夕方ふと窓の外を眺めると、空は春の宵独特の色あいだった。
夏の宵とも秋冬の夕暮れの色とも違う、うっすらと青みがかったグレーの空。
あまり好きではない春だけれど、この空の色みは好きだと思った。

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小石川の梅 [晴れの日のひとりごと]

小石川後楽園で梅見をしてきました。
梅園全体としては二分から三分咲きといったところでしょうか。白加賀、冬至、未開紅、寒紅梅、大盃などがいい頃合いでした。
紅と白でおめでたく。




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”も”でも”しか”でもない時間 [晴れの日のひとりごと]

啓蟄の生き物たちの蠢きに先がけて、冬眠を終えもぞもぞと動き始める。

今日は電車に乗ってでかけた。普段のわたしは、行くべき場所への行くべき時刻に対してぎりぎりの行動であることが多いため、その発車時刻の電車にどうしても乗らなければという状況になりがちなのだが、今日はめずらしくゆとりを持った行動。あらかじめ電車の発車時刻を確認することもなく駅へ向かった。
駅に着くと、時刻表的には電車が行ってしまって間もないようで、次の電車まで8分ほどの待ち時間。普段だったら、”8分も”待つのだと損をしたような気分に陥ってしまうところなのだが、今日は特に気にならず、穏やかな心持ち。
穏やかであれたのは、電車が行ってしまった直後という気配がホームから薄らいでいたせいかもしれないし、祝日の午後にふりそそぐやわらかな冬の陽ざしのせいかもしれない。また、駅へ向かう道すがら訳あって「密やかさ」について思いをめぐらせていたせいかもしれない。
いずれにしてもその8分間は幸福なひとときであった。


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ざわめく木々 [晴れの日のひとりごと]

夜、家のベランダから、通りの並木と公園の木々を眺める。
今日は少しだけ残暑が戻ったような気候だったけれど、気持ちのよい秋の風が吹いている。
その風に木々が揺られざわめいている。そのざわめきを眺めていると、自分の胸もざわめく感じがしてくる。3月に感じる嫌な胸のざわつきとは違って、心地よいざわめきだ。
こんな夜はもう少し風にあたっていよう。


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夏休みだねぇ [晴れの日のひとりごと]

お盆休みで帰省や旅行をしている人たちが多いせいか、昼間乗った中央線は人がまばらだった。
そんな中、目立ったのがスタンプブックを片手にしたちびっ子たち。JR東日本が実施しているポケモン・スタンプラリーのスタンプを集めているようだ。本日は最終日だったようで、駆け込み組が多くいたのかもしれない。

今押してきたばかりのスタンプを眺めんと、車内でスタンプブックをめくるちびっ子たちは皆、なんだか誇らしげであった。夏休みの良き思い出となりますように。
そして、お盆休み中のとおちゃん、かあちゃん、ご苦労様です。


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