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「愛を読む人」 [映画・DVD]

「愛を読む人」 監督:スティーヴン・ダルドリー
出演:ケイト・ウィンスレット、デヴィッド・クロス、レイフ・ファインズ

原作は、1995年に発表されたドイツの作家ベルンハルト・シュリンクの『Der Vorleser』(邦題: 『朗読者』 新潮社 2000.4 / 新潮文庫 2004.6)。ドイツだけでなくアメリカでも日本でもベストセラーになり、もっと早く映画化されてもおかしくなかった作品です。
映画化されたことを知ったときは正直、なぜ今?と思いましたが、映画を観たらわかりました。ああ、この作品はケイト・ウィンスレットを待っていたのだと。
それくらいケイト・ウィンスレットが素晴らしかった。とりわけ、映画前半、21歳年下のマイケルを魅了するケイト=ハンナの魅力的なこと!
出会ってまもなく誘惑するようにマイケルを見つめるハンナ、ささいなことでマイケルと喧嘩になってしまうハンナ、ベッドの上でマイケルの朗読を待つハンナ、同級生の女の子と親しくなってゆくマイケルと気持ちがすれ違い始めたときのハンナ、どの表情も素晴らしかった。

ケイト・ウィンスレットを見るためだけにでも観ていい映画でした。

ところで、これから原作を読まれる方は『愛を読む人』(パール・アブラハム著)というタイトルのまったく別の小説が存在していますので、どうぞお間違えなく。


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コメント 4

rosemary

だいぶ前に原作だけ読みました。
(舞台装置というか、テーマのためにこの年の差が必要なんだろうけど
21才差は犯罪でしょー・・・)、と、その時は思いましたが、
ケイト・ウィンスレットなら納得できますねえ。(笑)
by rosemary (2009-07-07 21:33) 

デクノボー

rosemaryさん、こんにちは。
相手が15歳というのはねぇ。

原作は新潮クレスト・ブックスで装丁もきれいだし売れてましたね。
by デクノボー (2009-07-07 23:56) 

non_0101

こんにちは。
ケイト・ウィンスレットは本当に素晴らしかったですね~
アカデミー賞も納得です。
でも物語は辛かったです。今はまだ原作に手を出せません・
でも、原作を読むともっと理解できるのかなと考え中です☆
by non_0101 (2009-08-01 11:30) 

デクノボー

non_0101さん、こんにちは。
物語は重い内容ですが、文章のタッチはそれほど重くないので、原作もぜひどうぞ。
by デクノボー (2009-08-05 07:17) 

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