魔法の時間 [映画・DVD]
「ザ・マジックアワー」 脚本と監督:三谷幸喜
三谷映画の楽しみの一つは小ネタ探しだったりしますが、今回は前作「THE有頂天ホテル」に比べると小ネタは少ない印象でした。個人的に小ネタとして好きだったのは、鈴木京香の真知子巻き。小ネタは少なくても、メインの部分で文句なくおもしろかったです。笑いました。理想の上司、佐藤浩市があんなことになるなんて。
伏線が全てきれいに回収されていくところはさすが三谷幸喜、見事です。ただ、舞台であれば役者さんが動いていく中でこんな風に伏線が回収されていくとホントに爽快なのですが、映画でこれをやられると、破綻がなさすぎて引っ掛かりがないので、全く後に残るものがないです。映画館の中だけで完結しちゃう。まぁそれはそれでありですが。
とにもかくにも、三谷幸喜の喜劇愛が感じられるよい映画でした。
タグ:映画
約2時間、日常の嫌なことを忘れさせてくれる映画ってところでしょうか?
終わったらまた現実に引き戻される…。
確かにそんな映画ですねw
by ken (2008-07-13 02:36)
>映画館の中だけで完結しちゃう
三谷さん自身がこんなとこを目指してるんだろうなと感じます。
興行的にはどうだったんでしょうね?日本人にはうけたのかしら。
by snorita (2008-07-13 08:37)
kenさん
別世界に連れて行ってくれる映画。
三谷映画はディズニーランド化するんでしょうか。
snoritaさん
笑うだけ笑ってスッキリさっぱりすればそれでよしですね。
by デクノボー (2008-07-13 23:13)